『mixi倒産』のデマ発生とその経緯

 

 

2010年8月10日午後五時頃から2010年8月12日にかけて、ソーシャルネットワーキングサービス、mixiがアクセス障害を起こし、繋がらなくなる。

8月11日深夜、Twitterにて、『日本国内最大のソーシャル・ネットワーキング・サービス (SNS) である「mixi」を運営する株式会社ミクシィ(東京都渋谷区)が東京地裁に自己破産を申請したと発表した。負債総額は約56億円。22日に都内で債権者説明会を開く』というpost。

Twitterにおいて大量のRTがなされる。

その数分後に釣り宣言(否定post)が出される。

しかし、最初の発言は100回以上の公式RT、750回以上の非公式RTされたのに対し、否定postは9階のRTしかなされなかったため、情報が一人歩きする。

12日にミクシィの株価は前日比1万7000円安となり、41万9500円の安値を付ける場面も。終値は前日比1万2500円安(-2.86%)の42万4000円。長期間のサーバダウンによるものと考えられるが、これに発言の影響があるのかは不明。

 

まとめ。

mixiが東京地裁に自己破産を申請した事実はない(2010年8月28日現在)。

 

■参考:mixi倒産デマについてのメモ – 情報の海の漂流者
■参考:「破産」デマや「裏」も──mixiアクセス障害をめぐる狂想曲 – ITmedia News

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