ここには、海外において信憑性の乏しいとされているサイトを記す。
いわゆるジョークを明示的に行っているNews satire(風刺サイト)は含まず、別ページへ記載している。
デイリーメール(Daily Mail)
イギリスの大衆紙のWebサイト。しかし情報にかなり不正確なものが混じることが多い。風刺サイトの嘘ニュースをそのままサイトの記事にもってきて、嘘ニュースの中継になってしまうこともある。
日本では、ここのほかイギリスのタブロイド紙をソースとしたものがバイラルサイトやまとめサイトで翻訳され、デマの元となることがよくある。ちなみにイギリスの新聞は、いわゆる一般誌とタブロイド紙では大きく違うことに注意。(参考:英国で新聞を読むための基礎知識)
ちなみに英語圏のWikipediaでは、ここをソースとすることが禁じられている。
□参考:CNN.co.jp : ウィキペディア、英大衆紙デイリー・メールの引用を禁止
スプートニク(Sputnik)
ロシアの通信社であるスプートニク(Sputnik)、その公式サイトのニュースの信憑性が怪しく、デマのもとになることが多い。ちなみに日本語サイトがあるのだが、そこからの引用で日本でも不確実な情報、ウソ情報が広まったことが度々あった。
2016年の米大統領選をめぐり、ここがロシア国営の国際テレビネットワークRT偽情報を流布しようとしていたと米情報当局が結論付けられた。それにより、ツイッターは広告出稿を禁止する処置を行った。
□参考:ツイッター、RTとスプートニクの広告出稿を禁止 ロシア側は反発 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
ブライトバート・ニュース・ネットワーク
アメリカ。2016年大統領選で、会長のスティブ・バノンがトランプ陣営の選挙対策本部の最高責任者として、広報展開に大きく貢献したと言われるサイト。
方向性は米国極右。その傾向での記事が多く、時には事実とかけ離れている情報も展開されて問題となる。ニューヨーク・タイムスなどからは、フェイクニュースサイトであると批判される。